スタッフブログBlog
出力抑制
夕方のニュース、こんなことがあるのかと驚きました。
太陽光発電の「出力抑制」
私たちが日常使用している電気は貯めておくことができないので、
電力会社は保有している発電所の出力を制御し常に電力の需要と供給のバランスをとる必要があります。
供給過多になると停電や変電所への逆流を起こす可能性があるからです。
そのため、例えば、夏にエアコンの使用を見越して発電しているような場合、
気温の低下などでエアコンの使用が減り電気の需要が減った時間と太陽光発電の発電ピークが重なると、
電力会社保有の発電所の制御だけでは供給過多になるため太陽光発電や風力発電など電力会社所有以外の発電所の抑制をする必要がある、というもの。
ご参考記事
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181012-00000065-asahi-soci
太陽光発電は出力に関して2つの出力制御ルールがあるようですね。
①360時間ルール
電力会社が自社で持っている抑制可能な火力発電所などを抑制しても電力の供給量が需要量を上回ってしまう場合、
360時間/年を上限に無補償で出力制御を要請します。
②指定ルール
接続申込が電力会社の接続可能量を超えた場合、
それ以降に申込んだ発電設備を対象に無制限・無補償で出力制御を要請することができます。
注意:出力制御ルールは電力会社、設備規模によって適用区分が違います。
詳しくは各電力会社様HPにてご確認ください。
ご参考まで。