断熱・省エネ性
夏涼しく冬暖かい、断熱等級6 を標準仕様
日本の住宅には「断熱等級」という家の暖かさの基準があります。
国の2025 年義務化基準が「断熱等級4 以上」なのに対し、TEAM-K では「断熱等級6(Ua 値0.46 以下)」を標準仕様としています。
高断熱な住まいは外気の影響を受けにくいので、暖かい・涼しいのはもちろんのこと、結露が発生しにくく家の寿命や住む人の健康に良い影響を与える、冷暖房のエネルギーを外に漏らさないため最小限の電気使用でエコな暮らしができる、といったメリットがあります。
現場発泡ウレタン断熱材
現場発泡ウレタンは2 つの液体をスプレーで同時に壁に吹き付けることで化学反応を起こし、モクモクと膨らんで瞬時に固まる、プラスチック系の断熱材です。
細かい隙間にも入り込んで膨らむので、他の断熱材に比べ気密性を高めやすいのが特徴です。
膨らむ倍率によって「100 倍発泡」と「30 倍発泡」があり、発泡倍率が低いほうが少ない厚みで高い断熱性能を確保できますが、コストは割高になります。
そのため、壁や屋根など、使用する場所に応じて倍率と厚さを使い分けます。
電気使用量の比較で見る高断熱住宅の省エネ性
断熱性能を高めることで家庭内での冷暖房の使用を抑え、電気使用量を減らすことができます。
次の図は、断熱性能別にそれぞれの住宅にかかる冷暖房費の比較イメージです。
建築費は高断熱住宅のほうが高くなりますが月々の「住宅ローン+電気代」の支払いは断熱等級4 の家よりも6 の家のほうが安くなる傾向にあります。
断熱等級7 はコストよりも快適性や健康性を重視する方にお勧めです。
窓は「環境性能」で選ぶ時代
屋内外の熱の出入りが最も大きい窓。窓からの熱の出入りを抑えることは、無駄な冷暖房負荷を減らし、エコへとつながります。
APW330は、国内最高水準の断熱性能で環境性能に配慮しつつ、デザイン性と機能性を高い次元で兼ね備えた、新しい樹脂窓です。
熱が伝わりにくい樹脂サッシ
2枚のガラスの中空層とガラス内側の金属コーティングにより熱の伝わりを軽減。単板ガラスの約4倍の断熱効果を発揮します。加えて、フレームには熱が伝わりにくい樹脂を使用することによって、フレームからの熱の出入りや結露を減少させます。
冬の体感温度は窓の温度にも影響を受ける
体感温度とは人間が“感じる”温度のこと。室温に加え、湿度や風、周囲の物体の温度にも影響を受けます。
冬場、室温を暖かくしても窓や壁が冷えていれば、体感温度は低く感じます。エアコンの設定温度の割に、なんだか寒く感じるのは周囲の窓や壁が冷えているせいかもしれません。APW330はガラスもフレームも断熱性が高く冷たくなりにくいので、快適な暮らしを実現できます。